ちんちん電車 & OB宅訪問
14年前のOB宅訪問を行いました。
浜寺の駅舎は、東京駅などを設計した
建築家・辰野金吾さんの設計です。
現在、駅舎の修復中で、ギャラリーとして公開しています。
駅の東に位置するOB宅は
新建材ゼロの家として
木と土と紙で創られたこだわりの住まいです。
外壁は、壁厚16~21センチの土壁でシックイ仕上げです。
壁厚を厚くするには、関西の土では粘りがないため
名古屋の左官屋さんに土を運んでもらい
泊まり込みで施工してもらったことを思い出しました。
床は25ミリのスギ板を捨て貼りにし、
その上にヒノキの15ミリを張っています。
1階の床は無垢板に対応する低温床暖房を敷き込みました。
内壁下地には、木小舞を打ち珪藻土で仕上げています
階段はヒノキの30ミリ
在来の浴室の壁板は15ミリ厚のヒノキ
床は十和田石を張っています。ぬめりが無く、美しい。
築後、どこにも手を入れていないのですが
どこを見ても14年を経過した木造住宅と
思えないほど美しく、参加者の感心を集めていました。
昼食は駅近の「藹の孫」という創作和食のお店で
午後はちんちん電車で移動です。
ラッキーなことに、刃物のお店を覗いていたら
刀鍛冶の職人さんに招かれ
作業場を見せていただくことに
間口は5m程ですが、奥行きの何と長いこと
刀鍛冶の現場を見られるなんて !
ラッキーでしたが、
先に次の目的地に付かれた方には
すっかり待たせてしまい相済みませんでした。
久しぶりの楽しい街歩きで、充実した一日でした。
OBのN様、いつもこころよく訪問をご承諾いただき
ありがとうございました。
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