2011年03月15日 ニーナちゃんはベランダ待機 尼崎のマンションリフォームの解体が始まりました。猫ちゃんは外泊ですがニーナちゃんは一時ヴェランダ待機です。「あけてよ」と言わんばかりの眼差しで・・・・・そのままにして帰るには勇気が要ります。玄関からリビングまでほとんどすっからかんに・・・今日は暖かですが、被災地は・・・大阪に居てさえ、報道を見るにつけやりきれなさにため息が出ます。追っかけて放射能の恐怖とは言葉がありません。どうか安らかでありますように祈るのみです。 スポンサーサイト ▲PageTop
2009年01月19日 リフォーム見学会 通りでは東国原知事ののぼりがお出迎えです。リフォーム見学会も20数名のご参加をいただき賑やかに行うことができました。震災の1年前に建築された西宮の方の震災体験のお話は、私たちに忘れたかけたことを思い起こすチャンスを与えていただきました。その時、すでに起きて着替えの最中神戸の方からとてつもない地鳴りを聞いたことその後の数時間の記憶が残っていないことべた基礎を進められながら布基礎にしていたこと活断層が丁度家の真ん中を走りそのため基礎にヒビが入ったこと隣の鉄骨3階建てが崩れ1階が押しつぶされ4人亡くなったこと。家が壊れたと思ったが大したこともなく現在も、不都合無く住んでいること。生活へのこだわりで暖炉と薪の大きなお風呂にされていたが庭の井戸水を汲み、薪をくべ、1時間かかってお風呂を沸かし近所の方に入ってもらい大変感謝されたこと等を話されました。見学会現場では暖房はつけていなかったのですが一杯の「しょうが湯」が効いたようでスギ板に座り込んでの会話が続いていました。 ▲PageTop
2008年12月08日 恥ずかしい仕事はしたらあかん 尼崎のリフォームは床を剥がせば3mで3?もの高低差が出ました。建具が3枚も取り付けられる場所でもありそのまま施工という訳にいかんのです。梁に大引きを入れ、不陸調整をおこなっていました。電気屋さんが配管の仕込みをしています。まさに今回のリフォームの主である階段の位置変え中でした。2階の小屋裏点検口の近くで不自然な金物を6か所見つけました。おそらく高齢であったご両親が震災後、回ってきた悪質リフォーム業者に騙され、高額な施工料を支払ったと推測されます。点検口から手の届く範囲に集中しているのがわかりやすい証拠です。設置していない金物4個も梁上で見つかりました。垂木の寸法足らずを木端で誤魔化している箇所もありましたが、恥ずかしい仕事はいつかバレる運命にあるということでっせ。 ▲PageTop
2008年12月01日 お施主さんと見る・リフォーム現場 日曜日、お施主さんと一緒に尼崎のリフォーム現場へ、1週間前から解体が始まり階段の位置変えもあるため基礎の補強と梁補強として3か所に太い梁が架かりました。第一声は「こんなに全部、取っ払うとは思っていませんでした」腐っていた土台の差し替えや、新設の間仕切りに入れた筋違いや管柱の説明をし梯子をつかって二階に上がれば、床の下地に針葉樹合板がすでに貼られていました。「この上に杉の厚板を張ります」に「これが仕上げと思っていました」説明しないと分らないことが多いことに気付かされました。リフォームこそ、パタパタと済ますことなくきっちりとした説明と納得がお施主さんの不安を取り除きます。大切な予算がどう使われているかも納得することが大切です。 ▲PageTop
2008年11月20日 リフォーム in 尼崎 木枯らし一号の日 晩秋に木枯らし第一号が吹き荒れました。午前中は神戸新開地に木族の取材で出かけました。新開地の町おこしに関わるNPOさんにお会いし大いに刺激を受けました。茨木のリフォームの一次工事が一段落したのですが、洗面所の鏡に不具合があるということで、現場に向かいました。見たところフレームと鏡が歪になり調整する必要があります。施工する側にとっては何でもないことなのですがお施主さんにとればどうなるのか心配なのです。プロは絶えず相手の立場になって考えることが大切です。洗面室の床はコルク張りにしお風呂も以前と比べ、暖かさは抜群ですと喜びの言葉をいただきました。ご紹介いただいた夕方5時からの相談打合せ前に、2日前から始まった尼崎のリフォーム解体現場を覗きました。キッチンは既存のものを使うのですが、床の張替えのため一旦、取り外して保管します。ご覧の通り、スッカラカン状態です。階段の勾配と設置場所の移動のため最後に、階段を取り外します。この現場は来春1月17日(土)リフォーム見学会をさせて頂くことが決まっています。木枯らしと共に駆け抜けた一日でした。熱燗の恋しい日 ▲PageTop