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お茶漬け白書
日々雑感

築80年長屋のリノベーション・訪問記

丁度一年前に

4軒長屋の2軒を1戸にまとめる

改修工事をしました。

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ご入居され住み心地の変化や、お気づきを、

お施主様(Kさん)に直接伺う訪問会を行いました。

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いつも笑顔のやさしいKさんに

1年を暮らしてみての感想を、話していただきました。

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杉床板の心地よさは

ご参加の子供さん達が立証していました。

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今回の改修工事は

屋根の下地から瓦の葺き替え工事と

2軒をまとめるため、

不要な階段の撤去と

間仕切り壁の一部撤去

耐震と断熱の強化でした。

この夏1階はクーラーなしで

扇風機のみで過ごされたようです

冬季のスギの暖かさは格別とも


参加者の皆さんは

Kさんに直接お話を聴けたことが

何よりよかったようでした。


K邸訪問後に訊ねた

ぶらり金魚カフェ(古民家)は

次回にて







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奥行きのなが~い古民家

二戸一の古~い町家(江戸時代)の

改修工事のご相談です。

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何度か新建材のリフォームを行って

暮らしていたようです。

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柱は7~8センチ傾いています

建具枠は新しい建具に合わせて
取り付けるため、

当然、真直ぐに建てているんですが・・・・

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写真では、枠が傾いて見える?????

建築屋の性(さが)なのか、

どうも柱を真直ぐに撮ってしまう

この時代は屋敷内に雪隠(せっちん・トイレ)などは無く

外部に設置しています

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近年に入り、ブロックを積み、お風呂を

なんとも寒そうですが

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それぞれに井戸はもれなく付いて、

その時代の生活必需品であり、

ライフラインそのもの

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大抵は通し土間が裏まで続き

そこに「おくどさん」が座っていたようで

吹き抜けに煙抜きの穴が

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二戸一をまたいで設置されてました。

「この状態で完成をイメージするのは、難しい」

と、お施主さん

無理もありません。

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二階への階段は・・・・・・

まさに梯子状態ですが


お施主さんが期待される以上の変化と

感動を与えたいものです。






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ぽかぽか陽気に見学会

土曜日に行われた見学会は

ぽかぽか陽気に誘われて、大勢のご参加をいただきました。

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(いつの頃からか棲みついたという「あおちゃん」)

工事中、ずっと:現場を見守ってくれた
お顔に似合わず
人懐っこい「あおちゃん」がお出迎えです。

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玄関周りや、外壁板の塗装は
旦那様の手仕事です。

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地植えのラッパ水仙も幸せのイエロー

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京都や明石、淡路市からも
ご参加いただき

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あちらこちらで
陽だまりのような
グループ懇談が始められて・・・・

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寄せられたアンケートには
直接、お施主さんにもお話しを聴けて良かった

と、多くの方が書かれていました。

お施主様、
長時間お話相手になっていただき
ほんとうにありがとうございました。



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お客さんを送り出した後、
話題をさらったのは

何のことはない

設計部のYさんが履いていた
このヒール

赤と青と色違いを持っている、に

大爆笑

わるいけど
やっぱり、笑える

出来れば他の2色も見てみたい






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古民家改修・お引渡しです

河内長野で昨年11月から取り掛かっていた

築80年の改修工事が

昨日、無事お引渡しをすることができました。

工事が始まってから
なかなか現場に行けず、
気になっていました。

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(bfore)

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(after)

開口を限定することで、玄関もスッキリ

古い家の場合

ほとんどの家で

柱、梁など構造の材や
床板などにも不陸が生じています。

壁板や床板を張り替える場合

床板は水平に

壁は垂直に張るのですが

柱や敷居、鴨居などとの取り合い部分に

つじつまの合わない箇所が

出ることがあります。

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畳を杉板にし、クローゼットを造ったのですが

建具枠を直角に収めたところ

枠の上端と梁は平衡にならず

予定になかった長押を回すことで

違和感なく収まりました。

大工さん曰く

想定外のことも多く
考えながらの施工になるようです

裏を返せば
腕の見せ所でもあります

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(贈呈品として、ヒノキ椅子)

ちょっと高めのお風呂の椅子は
なかなか好評です

ちなみにこれは
水平でっせ

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保証書や取扱説明書
鍵の受け渡しがあり

〆の記念写真で完了です

「なんか寂しなるな」と旦那さん

いえいえ

3月18日(土)にお邪魔します

見学会をさせていただきます。

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ご参加お待ちしています。






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これぞ土間たたき

今井町ツアーは、いよいよ
1年半前にリノベーションされたSさん宅を訪問です。

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(突き当りの収納庫の鏡は、奥様のベリーダンスの練習用
 もっとも、ご主人は奥様の踊っているのを見たことが無いと告白)

土間三和土がいい雰囲気をかもし出し
火鉢がドンピシャの演出です
見た目にも土はやさしく
冬は暖かさを、夏は涼しさを感じます。

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土間を上がれば、コーヒー焙煎の工房です。

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(式台の下に・・・リンゴ箱?)
リンゴ箱、これもご愛嬌

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作家さんのお面が気に入って
依頼されたという般若の面

なかなか味のある表情で
玄関先で睨みを効かしていました

挽きたてのこだわりのコーヒーを
皆でいただき
名物団子までご馳走になりました。

Sさま何から何まで
ありがとうございました
有意義な一日になりました。

一年半後にまた伺います、に
S様(男)
「いいですよ、家が片付きます」
どうやら
奥様には多大なお手数をかけたようです

感謝しています。






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ぶらぶら歩きに突如グラグラ

19日の今井町ツアーは賑やかに行われましたが

ぶらぶら歩きの最中に

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(造り酒屋さんを訪れた直後に・・・・・)

ドーンという音と共に、電信柱がグラグラ

地震に遭遇するというアクシデントもあり

貴重な体感をしました。

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(今井町まちなみ交流センターにて)

その前に、交流センターで今井町の歴史の解説を
頼んでいたのですが
案内していただいたのは中国女性の方でした

まだ慣れない日本語で
ほほえましくもあったのですが
違和感を感じたのは・・・・・当方だけかな?

地域の学生ボランティアを募って
解説というのはいかが
生活する地域を知ることは
町の誇りにもつながるようにも
思うんだけどナァ

10時半スタートで
1、2軒覗くうちに早くもお昼に

待望の「まゆう」さんのお弁当です

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通常1500円だそうですが
第3土曜日のみ1000円だとか
それにしてもラッキー

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お昼一番に訪ねたのは
今西家(重要文化財)でした。

今井町は一向宗と手を結び
織田信長と戦った集落です
そのため堀をめぐらし

大阪に向けては二条城を思わせる
城郭風の外観になっているそうです。

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(この天井の高さ!)

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この大開口は三本の梁で支えられています

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この白洲土間では軽犯罪の裁判も行われ

白壁の両側(男女別)にある入口から
窓のない牢に入れられ
下から煙でいぶしたとか

今井町の西に位置したことから今西家と
名付けられ

この地域の司法権、行政権を
委ねられていたようです

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今井町の凄いところは
今でもこの町全ての家で暮らしていることです

お庭の手前に結界(立ち入り禁止を示す石)
がおかれています。

理由は庭に踏み込めば
洗濯物が見えるからだそうです。
恐らく今西家の方か
流暢な解説に聴き入りました。



つづく





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圧倒された桁丸太

どうゆうわけか続くんですね

最近、淡路島づいてます。

築60年の平屋で
キッチンの改装をしたいというご要望でしたが

建物のチェックもしてほしい
というご要望がありうかがいました

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まず門構えに圧倒されましたが

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納戸の桁丸太にびっくり、
7間(14m)を受ける腕木に
彫り物をほどこしてました。

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小屋裏に上がれば
末口(一番細いところ)尺2寸(直径36cm)の
松丸太が何段にも重なり
屋根を支えていました。

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大工さんの意気込みが伝わる家でした。






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古民家リフォームから1年半経って 

昨日より5度低いそうで
今朝の寒さは応えますね。

今週土曜日に行う
橿原の今井町ツアーは
大人気で
総勢26名のぶらぶら歩きになります。

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(華甍 まちなみ交流センター)

華甍で今井町の成り立ちを教えていただきます。

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華甍の中にモケイがいくつか展示されていますが

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その精巧なつくりは驚きです

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カメラを近づけると
臨床感に圧倒されます

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訪問するのは
1年半前にリノベーションをされ
現在コーヒー焙煎の工房と
ご自宅を兼ねたお住まいです。

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1年半、この地域に暮らされて
どうだったか
リノベーションされた後
気づかれたことなど
訊ねてみたいと思います。

おっと

和菜まゆう のお食事も
楽しみのひとつです






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古民家の解体・すっとんとん

10月25日から
河内長野の古民家の改修工事がスタートし

3日前から解体工事に取り掛かっています。
解体は60%ほど進んでいるとの報告を受け
立ち寄りました。

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改修部分は全て取り払われ

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建て増し部分の浴室も解体が進んでいます

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これで60%なら
あとの40%はどこよ
と思うくらい素っとんとんです

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ちなみにここは平屋ですが
天井裏を覗けば
その懐のでかいこと

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床下の換気口は
昔美人のおちょぼ口ほどの開口あり

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たいてい古民家の床下はこんな状態ですが
大きな骨組みを支えている床束は
なんとも頼りなさげです

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心配しておられた蟻害もたいしたことがなく
乾燥状態も良好です。

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お庭の槇の木は
秋の装い





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金木犀の香りと共に

4月半ばに初訪問させていただいた
河内長野の古民家(築80年)リノベーションが
ご契約になりました。

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(6月ごろ)
いつも庭先で出迎えてくれる槇の木も

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秋の顔になっていました。
金木犀のいい香りが漂っています。

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「キッチン、リビングを北欧風に変えたい」が
奥様のご希望です。

10月中旬のスタートです
どんな風に変化するのか
完成(1月末)が楽しみです。







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7m掃出し窓の雨戸の行方

降り出した雨の中
河内長野の最終プラン打ち合わせに同行しました

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今回はプランの微調整と
内装の仕上げなど仕様内容についての確認です
合わせて
既存家具などをどこに置くかなど寸法の確認も行います。

お舅さんが愛用していたライティングビューローと

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(1年間締め切った部屋で保管のため、キクイムシの痕跡あり)

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飾り棚を使いたいということでした。

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表に面して三間半(7m)の掃出し窓があるのですが
7枚の木製雨戸が重く、
全部の雨戸を1か所の戸袋に収めるのは困難で
台風の時しか雨戸は閉めません

雨戸をアルミに変え、戸袋だけ木で造ることにしたのですが
確認してビックリ

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室内側の戸袋部分には壁が無く
雨戸がそのままの剥き出し状態で
確かに雨戸を納めやすい工夫はされているのですが

すきま風は入り放題・・・・・
虫の侵入は・・・・・
寒さが厳しいのも頷けます

工事着工までの片づけが大変ですが
今からぼちぼち始めていただくことを約束して
次回はお見積りの提示です。
たっぷり2時間半
雨はすっかりあがってました


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壊すのは勿体なくて

尼崎の見学会に来られた方が
昭和11年に建てたという平屋(120㎡)の家が
冬の寒さと、使い勝手の悪さが欠点で
耐震も含め何とかしたい、という相談を受け、
住楽さん同行で河内長野へ行きました。
葉桜になりかけの街道は、
眼にも優しく絶好のドライブコースです

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もともとあった平屋に20年ほど前に建て増しをされ
それが使い勝手を悪くしているようです。

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玄関は有に4畳半あり、体に優しい土間三和土です

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黒光りの骨組みとシックイ壁が美しい

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軒が深く垂木もしっかりし、外部の黒シックイも美しく

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これぞ古民家という造りですが
掃出し窓も大きく、冬は寒さが応えそうです。
ところが、増築部分は・・・・・

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一般的な新建材の普請で、結露も多いようです

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新設の在来の浴室は広さもあって
半端なく寒いそうです。
新築を考え解体費を打診したところ、
1千万円と言われ驚いたとのこと、
それはあまりにも高過ぎ

増築部分を取り払い、水回りも整理したいと・・・
子供も巣立ち、ご夫婦の快適な暮らしを求めて、
リノベーションか、新築にするか選択されます。

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横に立つ大きな樹は樹齢100年を超える樫の木だそうです。
内部は空洞になり倒木を懸念し保険をかけているとか
落ち葉の始末も大変で
この機に伐採も考えておられるようでした。

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どこかでうぐいすが鳴いていました。



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今井町の富田屋さん

丁度一年前にお引渡しをした、
橿原市今井町のお宅から連絡があり、
点検も兼ね担当者がお伺いしました。

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(現在の様子)

珈琲豆の焙煎と販売をされており
すっかり地域に馴染んでおられる様子

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(完成時の写真)

上下同じようですが、完成当時とはやはり雰囲気が違います
今から思えば何やら映画のセットに見えなくもなし
人が暮らすことで家はその景色に溶け込むようです

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すっかり珈琲焙煎「富田屋」としてのスタイルが
板についたSさんです

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富田屋さんは厳選した豆を丁寧に焙煎され
遠方にもたくさんのファンをもち
富田屋の珈琲新聞を配信しておられ 
アットホームな記事は読む人をほっこりさせてくれます。

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もらったコーヒーを早速いただきました
香りに魅せられ、つくり手のやさしさが伝わる美味しさでした。

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ところでご用件は・・・
予算の都合で断熱サッシにできなかった2階の寝室が寒いため
内窓かペアガラスにされたいということでした。

暖かくなったら、コーヒーの美味しい淹れ方など
教わりたいものです。


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築80年の町屋

昨年、調査に伺った町屋のリノベーションですが
ご高齢のお母さんの体調を考え
暖かくなってからして欲しいということで、
打ち合わせを再開しました。

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二戸一の連棟ですが、
隣家が数年後に取り壊すことも視野に入れて
基礎にしっかり手を加えたいということです。

このころの長屋はしっかり建てられており
昭和初期の町屋を壊すのはもったいない話です
ところが
次に住み継ぐ方にその想いがなければ
簡単に取り壊されてしまうようです。

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三〇年ほど前に建て増ししたというお台所は
減築して欲しいとのこと

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表と裏に二か所ある階段ですが
良く使う裏側の階段の勾配を緩くすることに

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天井板も欄間もいい色になってますが

八〇年前からそのままの天井です
ネズミが走ることもあり、隣家との間に界壁を設けて
天井もやり替えることになりました。

水回りも入れ、かなり大がかりになりますが
この家が新しく生まれ変わることを楽しみにしておられるご家族に
心から喜んでいただく住まいを目指すには

ご家族と同じ思いでこの家を想うこと

帰り際にお施主さんが
「お茶漬けさんは、ほんとうに、この家が好きなんですね」

ハイ !


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ヒノキ蔵でソバに美酒

以前から気になるお店があり、行ってきました

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阿倍野区昭和町の 「十割そば やまなか」さんです

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中を見たくなる店構えです

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ソバを挽く臼が店先で出迎えてくれます

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二階に通されました、期待通りの梁構造でした

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それにしてもこの梁のデッカイこと
末口一尺(30cm)はある何とヒノキです!

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柱も貫も全てヒノキ!
総ヒノキの蔵でした。

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よほどのお宝が入っていたのでしょうか
アルミの面格子は程遠く
窓周りもガッチリしたつくりになっています

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おソバでお酒という発想がなかったのですが
お酒のあてに出されたこだわりの珍味と
(あて付きのソバセット1500円)

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店主が選びに選んだ美酒揃いに
五感が満たされました

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ソバの美味しさは抜群
〆のソバつゆも濃厚で
これぞソバ!!!
でした

やっぱりほんもの
古民家の活用は無限です



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今井町で古民家さがし Ⅱ

今井町は戦国時代に一向宗本願寺の
今井兵部卿豊寿によって寺内町が建設されたそうです。

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まちなみ保全の関係で、外観のデザインは統制されています
そのための補助制度もあるようです。
賃貸や建物付きで購入し、喫茶店や小物販売など
造り酒屋や、お醤油などの老舗に交じって様々なお店が出ています

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電柱の土中埋設も進められています

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教科書にも載っているという今西家です

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賃貸だという家にも、地域への気遣いがされており
玄関口の吊りしのぶが涼しげです

長屋を買い取って改装をするにも
まちなみを変えるのはダメで、外観は忠実に
1軒はいらないからといって
減築などは出来ません。

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(魅力的な風合いの蔵)

ほおっておけば朽ち果てる運命にある古民家です
見ている分には楽しいですが
守るという義務と責任は、
精神的にも資金的にもかなりプレッシャーですが
価格的には安価に感じました

若い人を誘致したい気持ちも痛いほど分かります
とにかく古民家好きの若い方
一見の価値ありですぞ.



















今井町で古民家さがし

古民家を求めている方からの依頼で
橿原市今井町の
NPO今井まちなみ再生ネットワークさんの
ご案内を受け、
売りに出されている古民家を見に行きました。

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待ち合わせは「今井まちなみ交流センター華甍(はないらか)」
(明治36年建築 ・ 旧高市郡教育博物館)
時間があったので、展示物を拝見しました

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重厚感あふれる舞良戸

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涼しげな土間の雰囲気

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見事な松梁と飽きさせない骨組みの美しさ

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種を明かせば音村家(17世紀後半に母屋を建築)のモケイでした
それにしてもこのリアル感は見事です

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この館を出るころには
すっかり今井町を知り尽くした気分に・・・・・・

早まるな、それほど底は浅くないぞ

つづく

門屋完成しました・宇治の茶舗

12月24日までにリフォームのお引渡しを約束していました

慶応元年(築146年)に建てた宇治のお茶舗が、

無事完成しました


デザインに蔵の入り口を活かし、お客様の接客の場として

長屋門の門屋を改装しました。

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(右手、玄関横は水屋です)

隠れていた構造を現しにし、

ヒノキとシックイで仕上げました。

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テーブルとイスも木工作家に作っていただきました


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玄関の格子戸を通した部屋の様子です

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門屋横の井戸が風情を添えています

工期に間に合うかはらはらしましたが、

お施主様には大変喜んでいただいたようです。


3月には「毎日のお茶のおいしい入れ方」など

セミナーを兼ねた見学をさせていただければと


お願いしているところです。



 

虫籠窓の巾はいかほどに

宇治の門屋改装工事現場に・・

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床の板張りが終わり、天井、壁に石膏ボードが貼られ

あと2~3日もすれば、漆喰塗が始まります。

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蔵との取り合いが難しく、なまこ壁は新しく施工することに・・・

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寡黙な大工のM組さんは、少し会わない間に息子さんがぐんと成長され

質問に積極的に対応してました。

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玄関の土間と水屋の間に設けられた虫籠風窓

少し巾が広いというお施主さんのご指摘で

2センチ空きを少なくするとか


なかなか鋭い感性です

左側の窓を一回り小さくして欲しいと、

主張されていたのですが、2代目のご子息の鶴の一声で現状維持です


いずこも息子には弱いようです。








門屋の改装工事が始まりました

24日から京都の木津市にある

長屋門の門屋の改装が始まってます。


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この地域は宇治茶として名高く、老舗が軒を連ねています。


まずは隣接する蔵の外壁の補修からです

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門屋の中を全て解体し、

小屋組みを現しにして

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(隠しておくには勿体無い丸太梁です)

お客様のもてなしの場として生まれ変わります。


見所は部屋の中から続く蔵の景色を活かし

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(現在は事務所のような感じです)

お茶屋さんならではの風情をどう出すかです。

設計は住楽の細江さんが担当しています。


また追ってご紹介したいと思います、

ご期待ください。