この街に100年の灯をともす 棟上 第2弾
岡町に続いて尼崎市で棟が上がった。
この住まいはシロアリに強い宮崎県産材。
1階が52坪と広く、2階を18坪とコンパクトにしたため、
一般のクレーンではアームが奥まで届かない。
奥の平屋部分は手作業となった。


こだわりの地松(国産)の丸太が存在感を増す。


隣が駐車場とあって、近くの職人さんが噂を聞きつけ、
入れ替わり立ち代り見物しに来る。

「ごっついのん使ことるなぁ」、「今時すごいなぁ」、
「久しぶりやなぁ、こんなん見んのん」
なにやら羨望のまなざし。
ここにいぶし瓦が載り、美しい竹小舞が編まれ、
土壁が塗られたとき、
近隣の職人さんたちがどんなリアクションを見せるのか
今からわくわくしている「お茶漬け白書」なのです。
「何年、持ちますか」という質問をよく受ける。
その裏に・・・・
木造住宅は30年という考えが常識化している。
時間を掛けて造ったものは、そう簡単には壊せません。
その人の想いの分だけ長持ちするものです。
いろんな場所で・・・・・
国産材の住まいが「100年続きますように」
100年を願うのは、一青窈 ばかりではありません。
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