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お茶漬け白書
日々雑感

和便器の功名

12年前に建築士事務所民家で建築させていただいたお宅が

リフォームをしたいということで訪問しました。


8畳の和室を広げ、箪笥置き場を確保し

ゆとりある和室にしたいということと

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1階のトイレを和便器にしておられたのですが

洋式に切り替えたいというご相談です。


同行は民家・設計部のOBであるHさんです。

彼女はベビー誕生で退社したのですが


子供さんの手が少し離れたところで

設計に関わっていただくことに

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お住いは驚くほどきれいで、

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どれだけ大切に使っていただいてるか分ります。

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当初は和便器に反対したんですが・・・・・

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でも、お孫さんが和便器に慣れてよかったよ、ということでした

小学校に上がり、学校の便所を使えない子供もいたとか


(怪我の功名だと思うんですけど・・・)


とにかく12年という年月は、家財道具を増やしていくようで

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ダイニングは家具で占拠されてました

反省点とすれば、

1階の収納スペースが若干少ないように感じました。

年々、住い方も変化し、間取りの思考も変わっていますが


子供さんたちも巣立った

10年後の暮らしを拝見させていただいて

感じる事がほんとにたくさんありました。

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それぞれのイメージに合わせたティーカップで

ご馳走になった紅茶が、

ほんのり嬉しかったです。



































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地鎮祭です

建築を始めるに良しという友引の日に

ときわ台で地鎮祭が行われました。


天理教による祭事は初めてで

お施主様の故郷からお見えになり、祝詞(のりと)をあげられました。

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式の流れはほとんど神式と同じでした

拍手の打ち方が、神式では2礼2拍手1礼のところ

天理教では4拍手1礼であったことくらいです。


上棟式には故郷では屋根の上にお施主様も上がり、祭事を行い、

お餅を撒くということでした。

そのお餅も親戚からお祝いとして届けられるようです。

地域の人が喜びを分かち合い、絆を深めるのでしょうね。


関西では地鎮祭も上棟式もしないというところが増えていますが、

一生に一度あるなしの出来事です

家族の思い出にも繋がるお祭りとして

大切にしていただきたいものです。


現場では監督が地鎮祭用の

鋤(スキ)、鍬(クワ)を作ってました。

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監督! テントが後ろ向きですけど

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協会の名前も「里まちの家」も出てまへんで


ご家族の集合写真をとって、

めでたく地鎮の儀を終えることができました。


「おめでとうございます」

気を引き締めて施工に取り掛からせていただきます。



木と石のコラボです

久美浜の稲葉邸(豪商)でみつけました。

久美浜は家を建てさせていただいたこともあって

すっかり道も覚え、


これといった目的もなく

ぷらりと出かけるには程よい遠さです


しいて言うなら海産物と「べんりで酢」を求めて・・・

以前バスツアーで行ったのですが

今時珍しく、稲葉邸は拝観料をとりません。

その辺も気に入ってるんですが・・・・・

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(美しい軒並みです)

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(真壁にシックイ仕上げの外観です)

その代わり

抹茶や、おはぎ等、喫茶コーナーとお土産コーナーを設けておられます。

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喫茶コーナーにシンプルでダイナミックなテーブルがありました。

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井戸のある風景って、見てるだけで涼しく感じます


蔵へ行く渡り廊下で

柱の補強を見つけました

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木と石のコラボです

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2階に上がれば、窓からの一面は甍の波です

これだけで癒し効果満点です

地盤調査です

ときわ台の現場で22日に地盤調査をおこないました。

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少し地盤が道路より上がっていることもあって、

9箇所のポイントを選んで地耐力を計測しました。


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その結果、比較的に地盤より浅い地点で地耐力のある土壌がありました。


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1箇所弱い箇所があったのですが、うまくいけば

その部分を深基礎にすることでクリアできるかもしれません。

地盤調査は解体が完了してからでないと、行えません

建物の本体価格を提示した後に算出されるため

悪い結果がでれば、地盤補強にお金がかかります

お施主さんとすれば、調査結果がでるまで

ドキドキもんです。


とりあえず、軟弱地盤でなく、ほっとしたところです。






解体工事 第3弾

お盆明けの17日

ときわ台の解体工事が完了したという報告が


現場から入りました。

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目だった石ころも無く、きれいに均されていました、

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指示通りの植栽はそのままに・・・、この暑さに耐えていました。

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8月22日に地盤調査を行い地耐力を測ります


25日に地鎮祭を執り行い、

その日に地縄を張り、お施主様にも建物の位置確認をしていただきます。


引き続き、地盤が弱い場合は、

地盤補強工事にとりかかります。


9月から基礎工事~上棟式へと工程が進められます


木材は高知県の梼原(ゆすはら)材です


梼原町は坂本竜馬が維新を夢見て、

脱藩のため高知から梼原に立ち寄り愛媛までの「脱藩の道」としても有名です。


また環境問題に取り組み、

FSCの認証取得や

風力発電など先駆けて行い、高い評価をうけています。


高野霊木のお箸

高野山から㈱トビムシのTさんが

訪ねてこられました。


なかなか一棟分の木材を出荷するのは難しい

ということですが


今回70本伐採した高野杉を

霊木として販売しているということでした。


床柱や仏間の柱などに求める方がいると聞きました。


高野山といえば、空海が真言宗を開いた場所です。

木材の付加価値のつけ方として

なるほど、と、納得しました。


「とにかく町の人が、山に目を向けるようにしたいんです。」


こんなに精神的に不安定な世の中です

一片の木材に魂をこめれば

きっとそれだけで

癒される方もおられるような気がします。

一般の方が参加しやすい


いろいろな企画を組んでおられます。

たとえば

高野山「夕日百選」プチ山歩き  などです


夏休みにご家族でいかがでしょうか


帰りがけ

高野霊木のおはしをいただきました。

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割り箸でなく、ちゃんとしたお箸でした。

杉の細かい目の詰んだ赤身でつくられていました


2膳で千円だそうですが、

決して「高い」とは感じませんでした

大切に使わせていただきます。


いつの日か合同イベントができればいいですね

ありがとうございました





























ときわ台にティラノザウルス

ときわ台の解体工事も後、一息といったところです。

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9日の状況です。

ティラノザウルスの頭ようなものはアタッチメントで

付け替えがきく木造破砕機でハサミと呼ぶようです。

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あまり見たくない光景です、そこで生活されていた人にとっては辛いものです

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10日の状況です。一番ご迷惑をかける作業ですが、水を撒きながら進めています。

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最後まで分別しながらの作業です

あとは基礎を残すだけとなりました。


お盆までには終わるでしょうか。


それにしてもここんとこの熱さは、最早暑さでは済まされません


東北地震の津波の余波で、北極だか南極だかの氷が割れ、

巨大な氷山ができたということです


ますます解けやすい状況に・・・

朝一番、塗装やさんからの電話

外壁、屋根の全面塗装をしている職人さんから

朝一の電話です。



「お施主さんの車にオレンジ色の塗料がかけられている」

という一報です。


塗装やさんも濡れ衣はかなわんということでしょうか

全く使っていない色のペンキだそうで

昨日はきれいだったということです。

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いつもはガレージに入れておられるとか

車庫に材料を入れるため、気を利かして出されたようで、


そのまま路駐をされていたようです。


嫌がらせでないことを願うばかりですが、

そういえばコンプレッサーの音の問題があったばかり


もしそうだとしたら・・・・・・


大人の子供がえりが進んでいるんでしょうか


淀川花火&外野席

7時半頃から打ち上げられる花火は

いろいろな現象を生み出します。


まず近隣の駐車場はお昼過ぎから満車状態になり

夕方5時にはあらゆる道路が路上駐車で埋ります。

緑のおじさんもこの日ばっかりは、花火休暇をとってるのか・・・


7時過ぎには報道のヘリコプター4機がブンブン回しで


そればかりか、マンションの各戸には親戚を招いてのもてなしの宴が始まり

ヴェランダは俄かビアガーデンと化し、焼肉の臭いが充満します。


打ち上げが始まれば、各戸から「玉や!!」「玉や!!」の大合唱で

大向こうからうねりとなって押し寄せます。

玉やしか知らんのか、とばかりに「鍵や!!」という声も混じり

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一棟200家族が何十棟もあれば

安普請のマンションはその波動で揺れを起こします

コウモリもカラスも方向感覚を失い、相当数打ち落とされている筈・・・

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メディアにも取り上げられ十三商店街も乗りに乗ってます

7時半から始まり大方小一時間、

打ち上げは大爆音とともに景気のよろしいこと

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「まっこと花火はきれいよのぅ」

と浸るまもなく、

我が家の横を通る176号線の陸橋はクラクションの嵐です

ここで高見の見物とばかり、テコでも動かん車と

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目的地に辿り着きたい車の攻防戦が始まります。


それをカメラに収める手にもそろそろ酔いが回ったようで

同じことの繰り返しで10年です、ようやりまんなぁ


甲子園の外野席さながらの我が家の風物詩

































ユニーク表札づくり

表札をつくる話を大工さんにしたら

「表札は間違うても面取りしたらあかん! 」


いつになく真剣な眼差しで、注意を受けました


いや、あの、そんな当たり前の表札をつくる訳やのうて・・・

みんな真っ四角の表札つくっても、おもしろないやん

「運気が下がる! 」

それにしてもそんな言い伝え聞いたことないけど

表札屋の陰謀では、などとは逆らわず、即刻話題を変えました。


一番張り切ってるのは、監督さんです

ちっちゃな木材市も併設ということで、早朝から倉庫の中をセッティング

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バーナーとジグソーという工具を大枚6千円も出して表札づくりに備えました。

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もう用意が整ったかと、下りてみると

ジグソーを解体してるやおまへんか

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「えらいこってすわなんやしらん、動きません」

始まる前に潰すンだけはやめてんか


ハテサテどうしたもんか・・・・・・




結果的に工具は直らず

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バーナーとペイントでおさめました


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なんとかクリアしました。











現場は掛け合い的コミュニケで

台風9号の余波か真っ黒の雲が現れ

洗車しているような雨に見舞われました


生活していくうちに物が増え、

いつのまにかキッチンの使い勝手が悪くなったというケースはよくあります。

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そこで整理も含めキッチンをリフォームされることに

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本日、キッチンの中に電気屋さん、水道やさんにクロスやさんが

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作業をしていました。

「わぁ、何や息苦しなったと思たら、お茶漬けさんが来たはりましたか」

「なんか言うてる ? 」


「そう言うあんさん、汗が噴出してまっせ、冷汗だっか、脂汗だっか」

関西人の掛け合い的コミュニケーションを交わし、


足早に退散です。

明日の「表札づくり」の用意が待ってます


ほな、どなたさんもよろしゅうに


解体の達人

ときわ台の現場に1日から解体工事が始まっていますが

台風9号が心配で、

中途半端なところで台風にやられると大変ということで

見合わせていたようです


様子が気になり現場へ行ってきました。

新御堂筋線を真っ直ぐ北へ、箕面のトンネルを突き抜け

中止々呂美の信号を左折し

箕面新森の分譲地を突き進んでいくと豊能町です


早!!


解体やさんが粛々と作業を進めていました。

9号は台湾の方に大回りしてくれそうな気配やけど

知らん間に11号が攻めてきとる

と、思案顔

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ほんと建築って、どんだけ科学が発展しても天気次第なんです


「まっ、中に入って見とくなはれ」

のお勧めで、拝見です

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壁、天井のボードの解体をしているところ

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隣の部屋では内部壁、天井の解体が終わりきれいに片付けられていました。

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二階も内部解体が完了し、チリ一つ落ちていません。

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この部屋に木材が分別され、積み上げられていました。

この家は建て増しを何回もしてる加減で

土壁のとこや新建材のとこがあったりで

分別に手間がかかったとか


何件かの解体やさんがいますが

この解体やさんはマナーの良さもダントツです


ここまできれいに掃除しておけば

骨組みを壊してもホコリの飛び方が違ってきます


若い作業員さんもキビキビとした動きです


何の仕事にかかわらず、

仕事に対する想いでこれだけ結果が違うものかと

教えられました。

気持ちのいい仕事を見せていただきました。


あっぱれ ハナマルです。

   
















現場仕事の裏側から

早過ぎても混むという情報を得て

8時10分、姫路の現場に出向きました。


阪神高速西宮のとっかかりで4台ほど玉突きをやったはりました。

まだ事故ったばかりか、おまわりさんが聞き取り中で

意外と早抜けができたようで、9時45分現場到着です。


一見仕事が捗っていないようですが

大壁仕様のためブラスターボードを張るための下地を

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造っているところでした


杉の階段が仕上がっていますが

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ちょいと裏側を覗いてみました。

しっかりとビスが等間隔で利いていました。

ユニットバスも据え付けられています

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ちょっと上から覗いてみました。

浴室換気扇のダクトが外部につながっています。


外壁の色が気になり足場シートの中を覗きました。

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シートの影で色が違って見えますが

写真よりベージュがかった仕上がりです。

もうすぐシートが剥がされ

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全身を現します。


監督

バッカンがテンパッテきましたで~


猛暑に負けじと現場魂

1日からときわ台の現場で、解体工事がスタートしました。

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(台風9号の出方が気になる解体です)

姫路の現場は大工工事も佳境に入ってます。


八幡の外壁・屋根・ベランダ改修工事は

近隣へのご挨拶を済ませ、先週から始まりました。

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ところが、早速

9時20分から始めた擁壁の高圧洗浄で

コンプレッサーの音がうるさいと近隣からクレームです。

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この暑さでは、クレームをつけたくなる気持ちも分ります。

かといって、やらん訳にもいかず


ひたすら頭を下げるしか方法は見つかりません。

こんな場合、直接職人さんに声掛けする人は皆無です。

必ず、会社にどなりこみの電話になります。


他の現場にいた現場監督を駆けつけさせ

周りの20数件にお詫びに伺わせたところ


「うちはなんも言うてませんよ」とにこやかな対応で

クレームは一軒もありません、ということですが


熱中症でっしゃろか


真昼間の怪


ま、怒鳴ることでストレス解消していただいたのであれば

それはそれでよろしいやおまへんか



























久々の箕面茶寮で

ひさびさの休日に

友人を誘って、みのお茶寮に出かけました。

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涼しげに水が打たれ

植え込みのユリが出迎えてくれました。

ここはいつきても

料理は舌だけでなく、目でも味わうことを教えてくれます。


季節感あふれる食材と、器も楽しみの一つです。

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夏野菜とコンソメスープをゼラチンで・・・涼しげな一品

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屋形船にかえでを散らして

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中には鱧とお刺身が

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八寸は団扇に盛り付けされていました

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フカひれの煮物椀は千鳥が描かれています。

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最後にパッションフルーツが銀のお皿に載せられて

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〆は、初物の秋刀魚をつかった釜飯でした。


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落ち着いた和室に、変形の床の間が顔をのぞかせています

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天井は6角形で、照明が仕込まれ、部屋の雰囲気を盛り上げてます。

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窓から見える下屋は萱葺きでなく、葦でしょうか。


無理して奮発しましたが、(ディナーはフトコロ具合でいけません)

青竹入りのお酒も賞味し


ちょっと夏正月をした気分です。