FC2ブログ

お茶漬け白書
日々雑感

奈良のリノベーション

集中豪雨の予報が出てたんですが
現場の動きも気になり出かけました。

P1030306.jpg

床には断熱材が入れられ
低温床暖房の仕込みが終わっていました

P1030310.jpg

床面を支える大引き・根太はヒノキを使います
洗面室の根太(45mm×60mm)を施工中です
話しは変わりますが
手前の掃除機は重量が幸いしてか
結構頑張って紛失することもなく存命です

地域によっては大工工具や機械など
管理をしっかりしないと、盗まれることもたびたびだとか
翌朝、西成の道具市に並んでた、とは
職人さんの会話です

P1030314.jpg

雨の加減でカンナの切れが今イチで
玄関の上り框(ヒノキ)にプレナーを掛けいました

P1030311.jpg

玄関横の和室のタタミ下地も貼られ
床面が張り終われば作業効率もアップします。

お天気だったら
外部周りを施工しょうと考えていたようです
現場に着いたときは小降りだったんですが

午前中は滝のようだったそうです。

この時期どの現場も雲行きを見ながら
工程をすすめていきます。

スポンサーサイト



森の叫び Ⅱ

偲ぶ会は2部に分かれていて
県庁近くの四国森林管理局で開かれ

P1030291.jpg
(県庁の後ろに見える高知城)

1部は「森の叫び」を執筆された中谷正人氏のご講演で
2部は 懇親会となっています

講演は執筆のあとさきとして、林業の問題点もふくめ
ご講演されました

P1030294.jpg
(中谷正人氏)

最後に田岡夫人のご挨拶があり
訥々とした語りに田岡さんへのあふれる思いが感じられ
胸が詰まりました。
(田岡三代さんのご挨拶は、シャッターが切れませんでした)

P1030292.jpg

共済会館での2部の懇親会は、1部の参加者の殆どが参加され
故人のお人柄が引き寄せたのは間違いなさそうです
高知人らしい飲み会が展開されました。

P1030298.jpg
(真ん中が田岡三代さん、右は徳島の野口さん)

田岡さんとのエピソードを求められ・・・

アカペラでさだまさしの「無縁坂」のさわりを・・・
田岡さんが産地ツアーなどでよく歌った歌です

数多い林業県で
県産材や地域材の販売に力を入れるあまり
他県の木材を悪く言う方が多い中

故田岡氏の口から他県材の批判を聞いたことがなく
地域材を超え、国産材の話が唯一通じる方でした

同じ県であっても林産地が数か所あり、
それぞれが競い合っていますが、

「嶺北スケルトン」が成功すれば
それぞれの地域で同じことをやればいい、
と語っておられたことを思い出します。
そのあたりも広い視野に立って物を見ている方でした

スピーチの終わりに
「田岡さんは、もう日本にはいませんよ
おそらく、アマゾン流域の森林崩壊を見て
世界の森林環境を憂いているでしょう」と結ばせていただきました。

飛行機の時間に合わせ
会場を後にしました

P1030283.jpg

時空を超えたように路面電車が走っていました。

空港ではこんなオジサンのお見送りをいただきました

P1030301.jpg

高知ねんりんピックおじさんだそうです
六〇歳以上の方が文化やスポーツを競うことで
元気な社会を・・・という催しだそうです
それにしても紫のモモヒキはやめて~

ねんりんおばさんもオチオチはしておられんようで・・・・・

「森の叫び」田岡秀明 30年の軌跡

高知県嶺北の田岡秀昭さん(森昭木材)が亡くなられて
早、2年が経ちました。

嶺北の森林にささげた田岡さんの半生が
本になりました。

その出版記念として「偲ぶ会」が
高知市の四国森林管理局でひらかれました。
天気は曇りで、あまり快適な飛行とは言えず
ひたすら時の経つ事を願う。

P1030261.jpg

2時からの会には時間があり、
いつ行ってもチラ見で終わる「はりまや橋」に
竜馬空港からバスで直行しました。

全国でも期待外れの名所として
札幌の時計台と並びランクインされている場所です。

で、

P1030266.jpg

評価そのままに存在してました。

はりまや橋商店街では

よさこい交流会館が開設されたということで
踊りが披露されていました。
盆踊り的かと思いきや、なかなかの恰好良さでしばし見とれました。

P1030263.jpg

P1030280.jpg

P1030275.jpg

杉の梁をトラス的に組み、アーケードを支えています。

この日は何があったのか、
あちこちで踊りが披露されていました

P1030285.jpg

なにはともあれ、活気があるのは救われます
アーケードと並行した通りには日曜恒例の朝市が人気です。

P1030290.jpg

車で来たのなら買いたいものばかりですが
ここはぐっと我慢です
それでもシソの誘惑に勝てず、いじましくも梅干しゲット

2時間近くを歩きづめ、あと半年は歩かんぞ、と思う
小雨の中
会場の四国森林管理局を探し当てた頃は
髪はチリチリ、ふくらはぎはパンパン
上着は汗と雨でヨレヨレ状態でした

会場には知った顔がたくさん並んでました
故田岡夫人の三代さんとも久しぶりの再会です

P1030304.jpg

「森の叫び」と題した本は
千葉大学客員教授で、高知ともなじみの深い中谷正人氏が
「嶺北を愛した田岡秀昭 三〇年の軌跡」として
取りまとめたものです。


つづく




民家に頼んでよかった、と言ってもらいたい

気まぐれな台風が寄り道する気配で
朝からぐずついたお天気です

屋根工事が途中の奈良のリノベーション現場が
ちょっと気になり出かけました。

P1030228.jpg

さすがっ

屋根屋さんが2人雨の中、
シートでこっぽり屋根を包み込み、風でばたつかないように
止めつけていました。

建物の中では

水道屋さんが配管工事を黙々と行ってます

P1030205.jpg

屋根下地を終えた大工さんが、
梁や柱の補強工事に取り掛かっています。

P1030201.jpg

立て込んだ柱を下げふりで、垂直かどうかをチェックします

P1030199.jpg

「完成したら見えんけど、
全部ホゾ(仕口)をとって立て込んでるよ」と大工さん

補強した梁や柱が2階をしっかり支えているのが分かります

P1030227.jpg

この当時は随分いい加減な工事も多いようです

P1030215.jpg

P1030220.jpg

軒裏に貼られたプリント合板は
この湿気でペラペラ状態になっています。
無垢板と合板の違いはここにあります。

P1030225.jpg

帰りがけ
大工さんから嬉しい一言です

「民家に頼んでよかった、と言うてもらわんとあかんからな」

自分さえよければ良しとする人間関係も希薄な昨今、

一人一人の職人さんの気遣いや想いは、
まさしく民家の宝です

雨降って・・・・・脳固まる

玉造界隈の
100年長屋と3階建て住宅ツアーは

久々の本降りのなか、15組のご参加をいただき、
無事終えることが出来ました。

いつもは1時半スタートですが、駅から訪問宅までの距離を考えて
30分早めの集合にしたのですが・・・

言い出しっぺの本人が、コロリと忘れて
遅刻という失態を演じました。

急場をしのぎ
3階建ての法規などの説明をTさんが行い
事なきを得たのですが・・・・・
スタッフはハラハラしたと思います。

羽森邸07

(3階建ての家・・・杉板にちゃぶ台と舟たんすがお互いを引き立ててます)

羽森邸11

(3階の息子さん部屋には、染色をしておられる若奥様の機織り機が)

DSCF3042.jpg

(玄関には参加者の靴が並んで)

DSCF3032.jpg

(杉板の感触を確かめて)

DSCF3022.jpg

(燃え代設計による太い梁に感嘆がもれました)

ボーボー09

100年長屋の傍房(ぼうぼう)さんでは

昨年生まれたというベビーを負んぶして
お茶やドーナツなどのもてなしを受けました。


DSCF3049.jpg

全員上がれば床が心配というお2階には、

学校から譲り受けたというシンガーミシンが2台、
懐かしい姿で展示してありました。

アンケートには
みなさんから、雨やったけど楽しかったという
嬉しいコメントが書かれていました


羽森さま、山口さまお忙しい中、ありがとうございました。








芦屋でマンションリフォーム

耐震設計などでお世話になっているW設計さんが
中古マンションを購入され

杉板を張るなどのリフォーム工事がスタートしました。

P1030173.jpg

P1030174.jpg

P1030172.jpg

防音(L45)の関係で
捨て貼りとして一般的なフローリング材を張り
その上に杉板をはります。

W設計さんに杉板を選択していただいたことが

なんとなく嬉しくて

それにしても羨ましいような立地条件です

大工さん曰く
「なんたって芦屋や、ひびきが恰好よろしいわな」

いきなりの37度超/あす玉造界隈散歩

2日前、敷地調査で1時間ほど立ち会っただけで
顔がひりひり
心なしか少し腫れた感がします(また太ったはりまっせ)


土曜日は玉造界隈をぶらり散歩で
100年長屋と、4年前に建てた
3階建てのお宅訪問というイベントは
15名の限定枠が満杯になりました。


そうそう、以前、本をご紹介しましたが
「なにもなかったように」は
(文芸社 柴田弥生 書)

P1030179.jpg

このお宅のおばあさまのお話です。
娘である奥様が書かれたものです
波乱万丈、昭和に生きた女性が赤裸々に綴られています。

おばあさま(チーコ)は、生前、川柳をされていたのですが
随所に紹介されている句がなんとも新鮮です

設計の打ち合わせに立ち会った時
お仏壇の話がでました。

21歳の時、ご主人が病死されており
当然、おばあさまの部屋に仏間が必要と思っていたところ

私の部屋に仏壇はいらん、と主張され
驚いたことがあります。

とにかく娘である奥様より考えが前向きで
その若い感覚に何度もびっくりさせられました。

「もうなにも  いらん すること みんなした」

という川柳が彼女の心情を表しています。

50歳から川柳を始められたとか
ナントも味のあるものです

さくらさくら なにもなかった ようにさく


短い言葉が琴線に響きます




















オープンカフェがしたい

両親が残してくれた土地にオープンカフェがしたい

大阪市内の市場の通りに面した場所です。

P1030169.jpg

3軒先に増築の基礎をしているという職人さんが
20メートルほど離れたガレージから
一輪車で生コンを運んでました。

P1030162_20130611182911.jpg

裏側は路地で、ポンプ車も入る状況ではなさそうです。

P1030158.jpg

ご両親が亡くなって10数年が経ち、そのままの状況にしていたところ
隣家が外壁のサイディングを
10センチもふかして建て込んでたようです。

油断も隙もないとはこのことでしょうか

遺産相続などで不動産を持っておられる方は
数年に一度は謄本などあげてみる必要がありそうです

残念ながら今の時代、何があっても不思議ではありません
誰に任せるにも不安がぬぐえません
自分の資産は自分で守るしかなさそうです


早くも台風

台風発生のニュースが気になり

ほとんどバラしたというリノベーション現場に
出かけました。

P1030146.jpg
(見事なくらいスッキリと)

現場は、ほとんどスッポンポン状態で、骨組みだけになっていました。
床下には防湿シートを敷き込み、その上にメッシュ(簡易鉄筋)が敷かれ
生コンクリートが打たれていました。

P1030153.jpg

屋根瓦を外し、屋根下地を施工中、
屋根垂木間に断熱材を入れています。
こんな時期、麦わら帽子は強い味方です。

なにやらあやしい雲行きです
早くも台風の前兆でしょうか

今年の空梅雨は屋根解体にはありがたかったのですが
お天気の顔色をうかがいながらの工程になりそうです。

監督曰く
養生はバッチリです、ということですが
空梅雨の後のドカ雨にならないことを祈るばかりです。

熱中症にはご用心

終の棲みかを求めて・リノベーション

70才代の方からのご依頼です
隣接地を購入され、そこに来客用の部屋と納戸のある家を建てたい
ということで伺いました。

現在お住まいの家は
延べ45坪の立派な木造2階建てですが、
その家も台所が狭いので、水回りを全て変えて
リノベーションをということでした。

P1030125.jpg
(隣家)


一度プランを提案したのですが

どう考えても両方ということになれば、
少なく見ても2千万~2千5百万円はかかりそうです。

これからの生活を考えれば
あまり負担増になるのも考え物です。

よくよく伺えば、月に1度開かれる祭事に
お招きする神主さんの控室として
狭くてもいいので一つ欲しいということでした。

てっきり娘さんやお孫さんの為と思っていたのですが

それであれば別棟を建てなくても
現在のお住まいの廊下部分を活用すれば
3畳くらいの部屋は確保できそうです。

説明にほっとされたご様子でした。


住宅建築は新築・リフォームに関わらず
どれだけお施主様の意向を吸収し
それに見合ったプロとしての適切な提案が
できるかにかかっています。


依頼する側も、依頼される側も
素のままをどれだけさらけ出して話し合えるかです

お互いが遠慮し距離をとっていたのでは
いい提案にはつながりません。

結論は
今のご自宅にしっかりと手を加え、
より安心できる生活しやすいものにする、ということで
話しがまとまりました。

隣地は解体し、畑を作り無農薬野菜を育てたい
という夢に結び付いたようです。

綿業会館にて・社長重役会

3月に1回行われるケーエスケーさんの社長重役会に
出席しました。

この会は昼食会からスタートします。

本町の綿業会館は昭和6年に完成した
繊維業界が花やかなりしころの建築です。
総工費150万円は現在の75億円に匹敵するようです

P1030094.jpg

シックイ仕上げの1階のれすとらんは
天井に左官職人による見事なデザインが施されています。

華麗であってけばけばしさが無く
パステル調の色彩で格式高くまとめられています。

一見の価値ありです

現在は左官屋さんの仕事も少なく
これほどの技術を持った職人さんは
絶滅危惧種に匹敵しそうです。

KSKグループいがいには
2組ほどのお客さんが、昔を懐かしむように
静かに食事を楽しんでおられました。

大阪のど真ん中の癒し空間です
たまに奥さんを誘ってのお食事などいかがでしょう


本日のテーマは
「大胆な仮説を立てて、実験プロジェクトを進行中ですか」

要約すると、企業として今まで通りのことをやってたんでは
発展は望めませんよ、ということ

仮説設定と需要創造型の
企画プロデューサーの仕掛力が問われる
ということでした。

何の事か分からなかったのですが

例として

今に生き残っているのは、チーム力を生かした
なでしこジャパン、丸の内駅中、アウトレット、AKB48
きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZ

と聞けば、おぼろげながら分かったような気がしました。


それにしてもぱみゅばみゅは言いづらい




階段回りの通し柱に欠き込みが

梅雨入りしたものの、お天気つづきです

P1030075.jpg

今月から解体の始まっている奈良の現場に出向きました。

P1030076.jpg

大工さんが防塵マスクをつけて、解体に励んでいました

和室の天井裏にイタチのいた痕跡があったようで
バラバラと多量のフンが落ちてきたとか

いつでも天井裏はミステリアスです

P1030084.jpg

柱の欠けが目につきます

P1030087.jpg

とくに階段の通し柱は4方から欠き込みが入り、
どうしても細くなりがちです。
これを見ても通し柱は最低4寸以上は欲しいところです

P1030086.jpg

P1030090.jpg

30~40年前はまだまだ鉄筋の入っていない基礎が多く
おまけに水道や電気の配管を通すため、基礎に大きく孔が開けられていました。

P1030092.jpg

蟻害の跡はなかったのですが
やはり浴室の土台は一部腐り、柱がちゅうぶらりん

窓の位置も変更するため、かなり大がかりの工事になります。

お天気狙いで
週末から屋根の葺き換え工事も始まります。