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お茶漬け白書
日々雑感

栗のちっちゃなBOX

Oさん宅の造りつけ家具をしていただいた
A木工さんが、年末のご挨拶に来られました。

お土産は「栗のBOX」です

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栗は家の土台などに使われるほど強い木ですが
木材として使うには少ないこともあって高価です。
A木工さんは長野などでタモ、栗、サクラなど広葉樹を調達し
木工家具を製作されています。
価格もほんとに良心的です
新しい年に良いつながりが出来そうで
今からワクワクしています。

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ちっちゃな植木鉢にはヒヤシンスが3株植えられています
紫の可愛い花が年明け早々咲きそうです。

消費税でヤキモキさせられた一年でしたが
何とか無事に過ごすことができそうです
全ての人に心から感謝いたします

新しい年が皆様にとって素晴らしい年でありますように
一杯の笑顔にお逢いできることを願って・・・・・


国産材住宅推進協会は
12/29~1/5日までお休みさせていただきます
仕事始めは
1月6日は8時半からです

午年はすべての人にとって飛躍の年だそうですよ
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入母屋の家

売り物件の築50年の中古住宅(入母屋の家)の
査定をしてほしいというご依頼で、チェックに伺いました。

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屋根屋さんにも同行してもらいました
立派な家ですが、屋根は瓦の凍害がひどく、
水返しのない土葺き用の瓦(雨漏りのリスクあり)が使われていることもあって
部分的な補修では解消されないようです。

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樋も銅板が使われています

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床の間には出書院が

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押入れもシックイ仕上げですが、シックイと柱の僅かな隙間から
太陽がチラチラ

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床下の乾燥状況も良好です

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北側の縁側部分に一部腐食はありましたが
建物は比較的にしっかりしていて、
柱などの傾きは見られません
ただ水回りは全てやり替える必要ありです

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トイレが座敷のはずれにあるため
生活上、場所移動したほうがよさそうです。
キッチンも手を入れる必要があります。

兎に角ネックは屋根の葺き替えの費用です。
瓦を外せば垂木や野地板なども
やり替える必要がありそうです。
屋根の形状が複雑なこともあり、
谷の銅板や左官仕事を考えると
屋根だけで500万円はかかりそうです。

最近は入母屋をする方も少なくなりましたが
入り組んだ屋根はメンテナンスにも
費用がかかります。


サクラの造り付家具

10年前に建築士事務所民家で家を建てられたお施主さんが
近況報告に事務所に訪ねて来られました。

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お住まいはいつもきれいに使っていただいてますが、
以前ご紹介した木工家具屋さんに依頼され
造りつけ家具が完成したというご報告をいただきました

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サクラ(しかも国産材です)のテレビ台と天袋

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スギの書籍棚を書斎に

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サクラのパソコンチェストだそうです。
スギ、ヒノキの床板にマッチして、グレードアップです

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なにげにご主人の胸元をみれば
クリスマスになんと!
サンタクロースのネクタイです
ちょっとしたおしゃれ心に笑顔がこぼれます

住まいの経年変化をほんとに楽しんでいただいているようで
お茶漬けさんには
嬉しいクリスマスプレゼントでした

忘年会

やっぱりこれが無くては一年が終わらないようです。
民家の協力業者さんでつくる「木族会」との忘年会です。

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某ファミリーレストランで
食べ放題、呑み放題つき5千円の2時間バトルです

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ところがところが20数名の部屋を
担当の若い女性の給仕さんが一人で対応するため、
飲み物も食べ物もなかなか出そろわない状態に・・・

食べ放題・・・放題にはならず

テーブルの上も空きが目立ちます
それでも心優しい男性諸君は可愛い給仕さんを
攻められず、ひたすら待ち続け
3品盛りの握り寿司が運ばれてきたかと安堵したところで

「ラストオーダーです」

ファミレスの作戦にまんまと引っかかったようです
ま、ま、5千円では納得せざるを得ないようで

それでも恒例のジャンケン争奪戦は
大いに盛り上がり
飛躍の午年を誓い合ったのであります。

誰や!
新年会を要求するのは

みなさま1年間、お疲れ様でした
新しい年が皆様にとって素晴らしい年でありますように







長屋の2軒を一軒に

3軒長屋の2軒を一軒にリノベーションしたい
というご依頼で伺いました。

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戦前に建てられたという建物は
裏庭がそれぞれにあったようですが、
そこに増築しているため薄暗く
日中でも電気が必要です。

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奥の部屋が裏庭であった部分です

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とにかくあらゆる空間を部屋にしています

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1間半に仕組んだ階段はかなりの急勾配ですが
昭和初期の佇まいが懐かしく漂ってきます

耐震補強と終の棲家としてのリノベーションです
難しい仕事ではありますが、やりがいのある仕事です

年内に本腰を入れた構造チェックを行い、
年明けプラン提案を出したいと考えています
担当は住楽の細江さん
はてさて、階段の位置をどこにもってくるか?

ご期待にそえるよう頑張りましょ!

小学校の木工教室

淀川区のまちづくりセンターさんの紹介で
淀川区の小学校で木工教室があるということで
覗いてみました。

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淀川区で活動されている「一休」さんのボランティアによるものです

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それにしても材料集めが大変、
この土筆(つくし)の親玉のような物がタイサンボクの実だなんて

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意外と木は知ってても実は知らんもんで
自信持って言えるのは銀杏の実ぐらいです

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猫じゃらしも乾燥させれば立派な素材に

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この実は聞き忘れましたが、小さな卵のようで・・・

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こうなるとおみやげ屋さんに並んでそうです

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どうやらシニアの作品のようですが

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グルガンというピストル型の接着機は木工ボンドより扱いやすそう

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ちいさな木片は鋏で切っています、
建築屋には木片を鋏で切る発想がなくて
これをノコギリやカッターで対応するのはたいへん

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子供たちに手造りの楽しさが伝わっているようで
一休さんもモテモテ状態です

ところで当方の目的は

スギやヒノキに触れて欲しいと
現場で出た木端の有効活用として
木工教室に提供することと

機会があれば子供たちに
日本の森林のはなしをしてみたいとの想いからですが・・・





網戸と障子の張替え・ワークショップ

年の瀬を控え
網戸と障子・襖の張り替えにチャレンジです
近くでお世話になっている
木製建具の職人さんに来ていただきました。

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朝からガツンとした冷え込みですが・・・

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手始めに網戸の張り替えです、
網を留めるゴムを押し込むのですが
一点に集中しすぎると、知らん間に網はタルタルになってます
何事によらず、360度に目配りを・・・
当たり前と言えば当たり前ですが
網戸のゴムは、今のゴムの切れ端と同じ太さの物を買うべし

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K監督も網戸張りはなかなかの腕前です

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襖にチャレンジです

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襖にしろ障子にしろノリのつけ方が命です
多すぎても少なすぎてもあかんようです

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障子張りが一番難しいようですが
それぞれ紙の性質を理解していれば
大きなヘタはうちません。

水分を含めば伸びますが、乾燥すればピンとなります。
それと障子は古い紙を剥がし、
付着しているノリをきれいに取ることだそうです

なんとかやりこなし、ほっとしたところでコーヒーブレイクです

参加者さんの建具屋さんへの質問です

「あの~、チャレンジして途中で出来なかったら
そのあとフォローしてもらえますか?」

「大丈夫ですよ、いつでも言ってください」
その一言に建具屋さんの嬉しそうな顔

最近はほとんど工場生産の建具です
木製建具も時代の隅に追いやられつつあり
職人さんも減る一方です

なんとか頑張って続けて欲しいのですが
それも仕事が無ければ無理な話です
カーテンもいいですが、
美しい障子の存在も忘れんといてね


建具屋さんありがとうございました


リクシルさんのおもてなし

旭区で計画中のUさんご夫妻に同行して
梅田のグランフロントにあるパナソニックさんと
LIXCILさんに行ってきました。

グランフロントは2回目ですが
ここの駐車場はいつも驚かされます
Tさん曰く、飛行機を格納するんと違うんやから
安全とリスクを考えてのことでしょうが
ちょっとやり過ぎ
10mごとに誘導する人が・・・

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街はクリスマス一色です
大きなクリスマスツリーを上から目線で撮りました
まずは腹ごしらえと
7階にあるレストラン街に恐る恐る行ってみました。

以外や以外、「にし家」さんはギリギリセーフな価格帯で
これならと一安心

パナソニックさんはかなり力を入れてますが
暖房の効くなかで、お水のサービスもないのは・・・
のどはカラカラで、自販機も見つかりません。

リクシルさんは11階にあるのですが
直通のエレベーターが無く、
何階で乗り換えるかの表示もありません

漸くたどりつけば、
エレベーター前で馴染の営業スタッフが
待っていてくれました

2件の展示を見て回るのは大変です
くたくた状態に・・・

まさに砂漠にオアシス、地獄に仏とはこのこと
リクシルさんには、ちゃんとドリンクコーナーが
とたんに好感度アップです
お・も・て・な・し を意識したのであります

つまるところ人間も動物です
いたって単純、のどの渇きはいかんともし難く


















アサクラコンサート企画

20年前から交流のあるアサクラコンサート企画(京都)の
朝倉泰子さんからお便りが届きました。

ご夫妻で企画会社をされており、
以前、協会で行った千人コンサートなどで
お世話をいただいたことも・・・

とりわけクラシック音楽には造詣が深く
京都国産交流音楽祭の実行委員を務められ
毎年、成功させておられる方でもあります。

協会の活動に共鳴していただき、
奈良下北山村に、若い音楽家の卵たちの宿舎(アトリエ天籟)を
私たちの手で建てさせていただきました


お便りには,コンサートの招待状が入っており

「12月のしかも金曜日ですが、お運びいただきたく存じます。
幸せと思う人生終楽章です。お待ち申し上げます」
とありました。

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最後にコメントが添えられていました

「よくもまあ、40年間、幸せに、あそびました。
学んで、学んでの今です。
80才前から、なぜか、多忙になりました。
長く生きたいものですが~」

御年82才、ますます素敵です。
お茶漬けの目指したい女性でもあります。

荒壁がのりました

竹小舞が終わって
いよいよ荒壁がつくられます

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第一回目は外側から竹小舞に塗りこめます

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竹の間から土がウニュとはみ出すほど、竹と土が合体です

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土壁は壁の中に配線を塗りこめるため
電気系統などの回線には神経を使います
しっかり計画を立てておく必要があります

左官屋さんが「貫伏せ」用の網を裁断してました

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つい最近まで貫(柱間を繋ぐ横の部材)の上に
長い藁を土と一緒に塗りこめ、貫板の収縮などが
壁の表面にヒビなどの影響を及ぼさないように
していたんですが・・・・

姫路では古い畳表をほぐして利用したそうです。
この網は強靭でコンクリート下にも使われるとか

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三角の部分は竹小舞の仕上げもこのようにおさめます

次に部屋内から荒土を塗ります
年内はここまでで、土壁にヒビが入るまで乾燥させます

次は、乾燥しヒビが入った壁に「大直し」といって
再度、ヒビを埋めるように土を塗り
中塗りに進んでいきます。

また、ご紹介しますね

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大工さんが二人がかりで木製サッシの敷居を施工中です
障子に木製サッシに雨戸と入るため
かなり幅の広いヒノキが使われています。

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1階はキッチンと水回りがあるだけで
広~いリビングにマキストーブが設置されます

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次の工程が楽しみです

地中熱の体感

何度かお話を伺い、気になっていた
地中熱の体感ができるということで
滋賀まで行ってきました。

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外気温に比べ夏涼しく、冬は暖かいという地中熱を利用し
地下5mに直径25センチの二重構造になったパイプを入れ、
空気を循環させることで地中の熱を
室内に取り込みます。

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先端に水があることで花粉やほこりなども浄化するとか

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床下に3~4畳ほどのピットをつくり
その中に循環させる機材が収められています

体感とすれば、現在の室温に慣らされている身にとっては
寒くはないけど、暖かくもないといった感じでした。
生活するには、カーディガンなど一枚羽織った方がよさそうです。

でも体が順応して風邪などひきにくくなるようです。

ネックはやっぱり価格ですが、
設置費用として300万円前後はかかるようです。

現在、保育園など施設などへの補助金はあるようですが
一般住宅への補助はありません。

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つまるところはお金なんですよね、
変わることのない夕陽が沈みかけていました。





いよいよ次は左官屋さん(土壁)の出番です

大阪市内より10度気温が低いという
この地域は山の紅葉も鮮やかです。

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日中は比較的穏やかですが、午後3時を過ぎれば
一気に冷え込みが厳しくなるようです。

5日前にはバケツに氷が張ったようです。

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竹小舞は今日で完了し、いよいよ土壁の工程が始まります
余談ですが
竹小舞やさんの女性職人さんは、ナント親方さんだそうです
ご主人が亡くなられ、後をついで居られるようです

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電気屋さんと大工さんに
電気工事の資格を持っているという床暖房やさんが
電気屋さんの手伝いに入ってました

この現場はマキストーブなんです

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立てかけてある長~い木材は、障子用の鴨居だそうです

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外部の大きな開口部に掃出しの木製建具が入ります
その仕舞に時間がかかりましたが
次回は荒壁の様子を紹介します

もう少し暖かい日が続きますように