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お茶漬け白書
日々雑感

手壊し解体はじまる

6月25日からリノベーションの解体工事が始まりました。

和歌山と聞けば随分遠くに感じるのですが
大阪との県境に近く、車で1時間20分程度です

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お施主さんは、1年前からセミナーや見学会に参加されていました
和歌山まではとてもではないが無理、と思っていたのですが、
泉大津の見学会にこられ、「ここからだと15分ほどです」
ということで、昨年末から打ち合わせに入っていたものです。

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尼崎の現場で、大工さんの残務があるため
T棟梁と、「民家」から和歌山にUターンしたYさんの応援も得て
手壊しを始めています。
壊すにも1本1本考えての解体です
開けてみないと分からないこともあり、設計のTさんも張り付いてます。

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最近タッバの低い家が多いので、
ここのお屋敷は高く感じます

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昭和46年1月11日と記された御幣が出てきました
44年も経過しているのですが、
御幣のつくりは、今の大阪と殆ど変わっていませんでした

こうゆうのって時代が変わっても
受け継がれていくんですね
なんだか昭和の香りがするようです

それにしてもこの気温、
みなさん、こまめに給水してください。
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押入れ杉パネル

6月を前にナント30度を超える暑さに
これからが思いやられます

6月27、28日にオープンハウスをする
尼崎の現場へ行きました

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大工さんに「今までで一番難しかった」と言わしめた
階段が1段目と2段目を残し、ほぼ出来上がっていました。

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なるほど裏から見れば苦労の程が分かります

2階の下地は出来上がり、
左官仕上げを待つばかりです
押入れ内部を何で仕上げるかですが

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節が気になるとしてシナ合板を使う場合もありますが
基本的には押入れ用杉パネルで仕上げています

間伐材利用のため、いささか節が多いのですが
建具が入り、荷物が入れば中はほとんど隠れます
湿気易い押入れの調湿を杉パネルがしてくれます。

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そとん壁と軒裏のヒノキが美しい!
内部の仕上がりが待ち遠しいこの頃です。

包帯のような靴

ゴムで出来た靴を購入しました

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包帯ネットのような靴です

痛めた足の指に圧迫感なく
なかなか快適です

こどもの感性にシビレました

訪問したお宅で、
お孫さんが描いたという絵が、小さな額に飾られていました。

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4、5歳のころに描かれたようです
ぶらきおざうるす」というジュラ紀の草食恐竜を描いたものです。

この絵に暫し見とれてしまいました、
色使いも素敵ですし、
大人が真似のできない大胆な構図も素晴らしい

掛けられていた場所はお手洗いでしたが
額は飛騨職人が細工したような立派な額でした
この絵をこの額に収める感性にも愛が感じられます

理性で固められていない幼児期は
どの子も素晴らしい感性を持っていると聞きます
育っていく過程で、この色は不自然だとか、この形はおかしいでショと
どんどん横一列に、大人の常識でつまらなくされていくようです

100均の額もいいですが
とびっきりの額にチビちゃんの絵を飾ってください

みちがえる出来栄えに
きっと驚きの発見をする筈です

















マンションに障子

2日前に電気のコードに足を引っ掛け
転ぶまいと踏ん張った弾みで、思い切り足を椅子にぶつけ
青あざが・・・・・

20年前にマンションの床板をヒノキにリフォームされたTさんから
押入れなどを区切り、効率の良い収納スペースを確保したいというご依頼があり、
リフォームさせていただきました。
その出来具合を拝見しに、青あざの足でお宅にうかがいました。

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障子のもつ柔らかい表情が、無機質な空間をやさしく包み込んでいるようです

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きちんと整理された収納棚に、和紙の障子は風を通してくれます。

目線を遮るためにカーテン・ブラインドや障子を用いますが
どちらかというと障子の方が好きです
カーテンも四季ごとに変えて楽しむようであればいいのですが
一度つりさげれば、そのままというスタイルが多く、
ものぐさな人にはつらい作業です

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神棚の天井に雲の形をした彫刻板が貼られています
マンションのため、上階の人が神棚の上を歩くことを懸念し
天井を空に見立てて、雲を浮かべているのかな
時々天井に、半紙で「雲」と書いて貼ってあるのを見かけますが
同じ理由でしょうか

なにげないリフォームに思っていたのですが
「やり残した障子を取り付けるのが夢でした」、と・・・・
その言葉が心に響きます

帰り際
桜餅と煎茶のおもてなしを受け
陰陽の治療方法に詳しいお施主さんに
里芋の粉と小麦粉を練った湿布で、打ち身の治療をしてもらいました。
テルミー治療もしていただき
傷みも和らいだようです

大盛況! 削ろう会

大工さんのカンナの技を競い合う「削ろう会」が
神戸のポートアイランドで開催されました。

鉋削りの厚みをゲージで計り、その薄さを競い合うものです
全国から大工さんの応募数500人という盛況ぶりで

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大八車を前にして

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カメラに収めきれない-程です。

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会場では左官の体験会も行われ、弁柄を入れた土でカマド造りの実演もありました

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ヤリ鉋の体験もあり、これがなかなか簡単なようで難しい!
ヤリの刃は真直ぐには切れてくれません。

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室町時代の大工職人さんのいでたちだそうです
そういえば何かの絵巻で見かけたことが・・・・・
江戸時代に入ってがらりと装束が変わったようです。
言わないとわからないのですが、帽子はニット帽だそうで

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「ちびっこ棟上げ体験」は整理券を出すほどの人気ぶりで
1回を15人としても、作業するには狭くて

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一階の桁を載せるまでを全員で行い、
とはいうもののホゾ穴にはめる程度で込み栓を打ち
3人ずつ屋根に上がり垂木打ちを体験しました

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釘を打つ目は真剣そのもの

1日3回、壊しては組み立てるを行い、
2日目の最終回に説明も漸く調子を取り戻しました
この中から未来の大工さんが誕生することを願いつつ

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予選を勝ち抜いた大工さん7~8名が
ステージで長さ3メートルのヒノキ、厚さ何ミクロンの差を競います

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長さ3メートルのカンナくずで3カ所計測し、
その合計が34ミクロンであった愛媛の大工さんが優勝しました。

表彰された大工さんの一言
「カンナの技術を発揮できる仕事が欲しいです」

全ての大工さんの叫びに聞こえたのであります。

2日間手伝ってくださった幡本さん、山下さん、
そして連休返上で頑張ったスタッフのみんな、お疲れさんでした!!